かんたん美味レシピ

アボカドコロッケ

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
ホクホクのじゃがいもの中に、クリーミーなアボカド。ころんとした見た目がかわいらしいコロッケのご紹介です。[4]でじゃがいもの水分をとばすときは、いものまわりに粉がふいたようになったら火を止める合図。つぶすところまでは熱いうちに行いますが、そのあとは充分にさましてください(さます時間は調理時間に含みません)。熱が残ったままアボカドを混ぜると、アボカドがやわらかくなり、成形しづらくなります。家庭の揚げ鍋で使う油の量は、深さ3cmがめやす。油が少なすぎると、材料が鍋底についてこげやすくなるのでご注意を。

材料
【2人分/1人分387kcal

・じゃがいも…大1個(200g)
・塩…小さじ1/6
・アボカド…1/2個(100g)
・小麦粉…大さじ1
・とき卵…1/2個分
・パン粉…20g
・揚げ油…適量

作り方
【1】
じゃがいもは皮をむき、2cm角に切る。水にさらして水気をきる。
【2】
鍋にじゃがいもとひたひたの水を入れ、ふたをして弱めの中火で7~8分ゆでる。
【3】
アボカドは半分に切り、皮と種を除く。1cm角に切る。
【4】
じゃがいもがやわらかくなったら、ふたをとって火を強め、鍋をゆすりながら余分な水分をとばす。熱いうちに、塩をまぶし、マッシャーなどでつぶす。さます。
【5】
アボカドを加え、くずさないように混ぜる。8等分し、丸める。
【6】
小麦粉、とき卵、パン粉を順につけ、180℃の油で揚げ色がつくまで2分ほど揚げる。

◎メモ ひたひたの水
鍋の中の水量を表す料理用語に「かぶるくらい」「ひたひた」などがありますが、どれくらいかわかりますか? 「かぶるくらい」は材料の頭がちょうど隠れるくらい。このレシピに出てくる「ひたひた」は、材料の頭が少し見えるくらいの量です。

献立の例 たいのカルパッチョ、トマトとたまねぎのみそ汁、ごはん

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2022年6月25日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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