かんたん美味レシピ

新じゃがいものそぼろ煮

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
新じゃがいもに新たまねぎなど、「新」がつく食材が旬を迎えています。ふつうじゃがいもは、冬に植えて秋に収穫しますが、春から初夏に収穫するものを「新じゃがいも」と呼びます。ふつうのじゃがいもよりも皮が薄いのが特徴で、皮をむかずに丸ごと調理するのがおすすめ。新じゃがらしい皮の風味がしっかり味わえます。今回は、新じゃがを和のおかずにしました。煮る前に揚げ焼きにするので、皮の食感が引き立ち、コクも増します。しょうが味のあんと、とりそぼろが好相性。ごはんが進む一品です。

材料
【2人分/1人分229kcal

・新じゃがいも(小粒のもの)…300g
・とりひき肉…50g
・しょうが…1かけ(10g)
・サラダ油…大さじ2
[A]
・砂糖・みりん…各大さじ1/2
・しょうゆ・酒…各大さじ1
・水…300ml

[B]
・かたくり粉…小さじ1
・水…小さじ2

作り方
【1】
いもはよく洗い、大きいものは半分に切る。しょうがはみじん切りにする。B(かたくり粉小さじ1、水小さじ2)は合わせる。
【2】
油を入れた鍋を中火で温め、いもを入れる。ゆっくり転がしながら4~5分揚げ焼きにしてとり出す。鍋の油をあける。
【3】
同じ鍋にひき肉、しょうが、A(砂糖・みりん各大さじ1/2、しょうゆ・酒各大さじ1、水300ml)を入れて中火にかけ、混ぜながら煮立たせる。
【4】
肉の色が変わったら、いもを加える。煮立ったら落としぶたと鍋のふたをし、弱火にして約10分煮る。
【5】
Bをひと混ぜして加え、とろみをつける。

◎メモ 新じゃがいもの保存
水分を多く含み、いたみやすいので、1週間程度で食べきりましょう。袋から出して新聞紙などにくるみ、日光が当たらない風通しのよい場所で保存します。

献立の例 刺身、若竹汁、ごはん

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2020年4月18日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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