メンマ風ピリからたけのこ

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
ラーメンの具としておなじみの「メンマ」。日本で食べられているたけのこは、本場のメンマの原料とは異なりますが、手に入りやすいたけのこを使ってメンマ風の一品を作ってみました。ビールのおつまみにぴったりな、ピリから味。ごま油の香りが立ちのぼり、煮ているときから乾杯が待ちきれなくなりそうです。
最後に加えるラー油が、味の決め手。から味だけでなくコクも加えます。からいのが苦手な人は何度かに分けて少しずつ加え、そのつど全体を混ぜて味見をするとよいでしょう。お気に入りの味を見つけてください。
おつまみとしてだけでなく、ごはんのおともに、お弁当に、もちろんラーメンにも相性抜群。くり返し作りたくなること間違いなしの一品です。
冷蔵で約１週間、冷凍で３週間から１か月ほど保存できるので、まとめて作っておくのもおすすめです。

材料
【作りやすい分量／全量350kcal】
・たけのこ（水煮）…300ｇ
・ごま油…大さじ１
・Ａ［中華スープの素小さじ２、砂糖・酒・しょうゆ各大さじ２］
・水…200ml
・ラー油…小さじ1/2

作り方
【１】
たけのこは、穂先を５mm厚さのくし形に切り、残りを５cm長さ、７～８mm幅の拍子木切りにする。
【２】
フライパンにごま油を温め、中火でたけのこを炒める。
【３】
全体に油がまわったらAを加える。汁気がなくなるまで煮詰め、火を止める。
【４】
ラー油を加え、混ぜる。

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス１」で連載している「かんたん美味」2023年5月6日の掲載の内容をＷｅｂ記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく！」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。2023年3月に20周年を迎えました。

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