かんたん美味レシピ

モロヘイヤのにんにくスープ

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。

エジプトでは数千年以上前から栽培されているモロヘイヤ。ファラオの病を癒したという言い伝えから「王様の野菜」として知られています。日本では80年代から流通していますが、定番のおひたしのほかにはレパートリーがないという人も。
今回は、とろとろな口当たりで食欲がないときも食べやすいスープを作ります。ポイントは3つ。
1、茎はかたいので葉のみを使う 2、アクを抜くために軽く下ゆでする 3、葉はなるべく細かくきざむ(のどごしがよくなります)
ベーコンの代わりにとりもも肉を使ってもおいしく作れます。

材料
【2人分/1人分103kcal】
・モロヘイヤ…1/2袋(50g)
・たまねぎ…1/4個(50g)
・にんにく…小1片(5g)
・ベーコン…1枚(20g)
・バター…5g
[A]
・水…300ml
・固形スープの素…1/2個
・塩…少々
・こしょう…少々

作り方
【1】
たまねぎは薄切り、にんにくはみじん切りにし、ベーコンは1cm幅に切る。
【2】
厚手の鍋にバターを溶かし、たまねぎ、にんにくを中火で2~3分炒める。ベーコンを加えてさらに炒める。
【3】
【2】の鍋にA(水300ml、固形スープの素1/2個)を入れ、煮立ったらアクをとり、中火で7~8分煮る。
【4】
モロヘイヤは葉を摘みとり、たっぷりの湯でさっとゆで、細かくきざむ。
【5】
【3】にモロヘイヤを加え、ひと煮立ちさせ、塩、こしょうで味をととのえる。

◎メモ モロヘイヤが余ったら
ポリ袋に入れて野菜室に。傷みやすいのでなるべく早く使いきりましょう。【4】と同様にゆでてきざんでから冷凍しておくのも便利。使うときはハンバーグやぎょうざに混ぜたり、スープに入れたり。冷奴にのせてもおいしいですよ。

献立の例 タンドリーチキン、ひよこ豆のサラダ、パン

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2019年8月10日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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