季節の手作り

黒豆

ふっくら炊くには、豆が常に汁につかっていることが大事。
“まめ”に働き、まめに暮らせますように。

材料 材料についての豆知識はこちら
【作りやすい分量】(全量で1070kcal、塩分1.9g)

・黒豆 … 1袋(200g)

[A]
・水 … 1リットル
・砂糖 … 120g
・しょうゆ … 大さじ1
・塩 … 小さじ1/4

作り方

【1】
黒豆は洗う。鍋にA(水1リットル、砂糖120g、しょうゆ大さじ1、塩小さじ1/4)を合わせ、黒豆を入れてひと晩(10時間くらい)おく。

【2】

鍋をそのまま強火にかけ、煮立ったら、表面が静かに沸いているくらいに火を弱め、クッキングシートの落としぶたと鍋のふたをして、3~4時間煮る(汁が減ったら水をたす)。

【3】

指でつまんでやわらかくつぶれたら煮あがり。火を止めて、汁につけたまま味を含ませる(さめると豆に黒さが戻る。この状態で冷蔵。冷凍も可)。
*古くなった豆や、開封して空気にふれていた豆は、煮る時間がかなり長くかかる場合も。最近は豆の鮮度が保たれてかたくしまらないためか、昔より早く煮えるようです。とはいえ、めんどうを見ながら煮るのは昔と一緒。

◎黒豆の豆知識

秋に出回る新豆で、脱酸素剤入りの密閉品を求めます。空気にふれたものは酸化し、渋味が出たり、煮る時間が長くなったりします。丹波豆が有名ですが、全国で作られています。

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2015年4月発行
ベターホーム協会発行/A5判(148×210mm)/160ページ
※当ページの黒豆のレシピは掲載されていません。
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