季節の手作り

きんかんジャム

柑橘類の中でも、愛らしい小さな丸みに目をひかれるのがきんかん。
だいだいに色づいた小さな実は、晩秋から初春にかけて旬を迎えます。そのまま食べるのもおいしいですが、ジャムを手作りするのもおすすめです。さわやかな香りとざくっと切った皮の食感を楽しんでください。

材料(作りやすい分量)
・きんかん… 250g
・砂糖… 約80g(*1)
・水… 150ml
・レモン汁…大さじ1/2(*2)
*1 砂糖の重量は、種をとり出したあとの皮と実の重量の40%。計量して決める。
*2 レモン汁を加えると甘みが引き立つ。

作り方
【1】
きんかんはへたをとり、ていねいに洗う。

【2】

ホーロー鍋(*3)にきんかんとたっぷりの水(材料外)を入れ、中火にかけて沸騰させる。皮がやぶれたものから水にとる。2、3回水をかえながら洗い、ペーパータオルで水気をとる。
*3きんかんは酸味があるので、煮るときはホーローや耐熱ガラスなど、酸に強い鍋を使う。

【3】

皮のやぶれ目から実をとり出し、種は押し出すようにしてとり除く。

【4】

皮と実を分ける。皮は大きめに切り、実はざく切りにする。皮と実の合計の重量をはかり、砂糖の重量を決める。

【5】
鍋に皮、実と分量の水を入れ、約5分中火にかける。

【6
砂糖を2、3回に分けて加えて溶かし、少しだけ煮つめる(こげやすいので注意する)。めやすは、ゴムべらで線を引くと鍋底が一瞬見えて、ゆっくり消えるくらいのとろみになるまで(*4)。レモン汁を加えて混ぜる。熱いうちに清潔な保存瓶に入れる。
*4さめるとかたくなるので、煮つめすぎないように。

⚪︎Variation⚪︎
ヨーグルトにトッピングしても!

※当ページのコンテンツは、ベターホームのお料理教室の受講生の方のための会報誌「Betterhome Journal」2020年3月号掲載の内容を、Web記事として再掲したものです。

ベターホームのお料理教室の受講生向け会報誌「Betterhome Journal」

「おいしいって、しあわせなこと。」をキャッチフレーズに、 料理レシピや食についての情報を掲載しています。2020年3月号の特集は「いち、に、サンドイッチ」。サンドイッチは、パンに具をはさむだけで気軽に食べられるシンプルディッシュ。でも、ちょっとしたコツを知っておくとできあがりのおいしさは段違い!3つのポイントを押さえ、“ いち、に、さん!” と楽しく作りましょう。

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