晩ごはんレシピ

五目炊きこみごはん

和食の定番、炊きこみごはんに挑戦!いろいろな具を炊きこむので、うま味がたっぷりです。

材料 材料についての豆知識はこちら
【4人分/1人分234kcal、塩分1.2g】
米…米用カップ2(360ml・300g)
だし…400ml(水450ml、けずりがつお5g)

[ A ]
・しょうゆ…大さじ1
・酒…大さじ1
・塩…小さじ1/4

[ 具 ]
・ごぼう…40g
・にんじん…30g
・しいたけ…2個
・油揚げ…1/2枚(25g)
・とりもも肉…80g
・しょうゆ…小さじ1/2
・酒…小さじ1

作り方
【1】


<だしをとる>
鍋に分量の湯を沸かし、沸騰したらけずりがつおを入れる。再び沸騰したら火を止め、1~2分おく。

【2】

鍋の中身を目の細かいざるでこして、さます。
熱いだしに米をつけると、米粒のまわりのでんぷんがのりのようになって、吸水できない。だしは早めにとっておき、必ずさます。気温が高い時期は、ボールを氷水にあてると速くさめる。金属製のものは、熱が伝わりやすいのでおすすめ。

【3】

<米をとぐ>
ボールに米を入れる。たっぷりの水を一気に入れて、さっと混ぜ、水を手早く捨てる。
最初の水にはぬかが溶け出ているので、米が吸わないように、さっとかき混ぜる程度にして、すぐに捨てる。

【4】

手のひらを使って、シャッシャッと約20回とぐ。再び水を入れ、3~4回すすぐ。ざるにあけ、水気をきる。

【5】

米を炊飯器に移し、【2】のだしを400mlはかって加え、30分以上つける。塩分が入ると、米の吸水が悪くなるので、ここでは調味料は入れない。
(かためのごはんが好みなら、だしの分量は380㎖にしても)

【6】

<具を準備する>
ごぼうは洗って皮をこそげる。包丁をすべらせて軽く表面をけずるようにして、2cm長さのささがきにする。(ごぼうが太いときは、1cm間隔で縦に浅い切りこみを入れてからささがきにする。ささがきが難しければ、縦半分に切ってから斜め薄切りにしても)
切ったものから水に放し、アクを抜く。切り終わったら、すぐに水気をきる。ごはんに入れるので、具は米となじむように小さめに切るのがポイント。

【7】

にんじんは皮をむき、2cm長さのたんざく切りにする。しいたけは石づきをとり、かさと軸を切り離す。かさは薄切りに、軸は縦に細く切るか手でさく。

【8】

油揚げはざるにのせ、熱湯をかけて油抜きをする。幅を半分に切り、3~4mm幅に切る。

【9】

とり肉は1cm角に切る。しょうゆ小さじ1/2、酒小さじ1で下味をつける。下味をつけると、風味が増す。

【10】

米にA(しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、塩小さじ1/4)を加えてよく混ぜ、具を加え平らにならす。ふたをしてふつうに炊く。
米が水面から出ないようにするのが、米の芯が残らず、ふっくら炊くためのポイント。

【11】

むらし終わって、スイッチがきれたら、全体をさっくり混ぜる。

【完成!】

◎炊きこみごはんの材料<豆知識>
・米…無洗米なら専用カップを使って計量します。米用カップで計量する場合は、水分量を変更します。米用カップ1に対して、だしを大さじ1増やします。とがずにだしにつけます。
・ごぼう…残ったものは、泥つきは新聞紙で包みポリ袋に入れ、冷暗所に。洗ったものはポリ袋に入れて野菜室に。比較的日もちはしますが、時間をおくと「す」が入るので、早めに使いきります。
・油揚げ…一般的な薄めの揚げを使っています。手揚げ風の場合は、1枚が大きめなので、重量をはかって使います。
・とりもも肉…コクのあるもも肉を使用。「から揚げ用」などの切ってあるものでもかまいませんが、そのままだと大きすぎるので、指定の大きさに切ります。
・五目ごはんの「五目」は「いろいろなものが入っている」という意味で、具は必ずしも5種類なくても、逆にそれ以上を使ってもよいです。

◎炊きこみごはんレシピの3つのポイント
(1)だしはさます
(2)具は小さめに切る
(3)調味料は炊く直前に入れる

※当ページのコンテンツは、「月刊ベターホーム」本誌2016年8月号掲載の内容を、Web記事として再掲したものです。

PAGETOP