ベターホームの道具と食品

【連載・わたしのみそ作り】第4章~みんなの天地返し(1回目)味見しました編

この連載では、ベターホームの先生・スタッフ計9名の「みそ係」が、自宅でみそを作る様子をご紹介しています。これまでの目次はこちらから→

前回は、経験者の先生とスタッフ(みそ作り歴4年~20年のベテランまで)が1回目の天地返し(お手入れ)をする様子→をご紹介しました。

お味はいかが?
仕込みから1か月、みそだまりが上がり、みんなのみそは「みその香りが少ししたり、しなかったり。大豆の香りがまだ勝っているかな?」といった状態でした。この段階では、どんな味がするのでしょうか。

「材料が一体化せず、塩が強く、味がなじんでいないです。でもまずいわけではなく、期待がふくらみます。こうじの粒は軽い力でかみくだけるくらいのかたさになりました」(仙台・ずんだ先生)

「味はまだとがっていて、塩が強い状態でした」(福岡・とびうめ先生)

 


「仕込みはじめの塩辛さはなくなったけど、まだ塩気が強く感じます」(名古屋・天むす先生)

 

「塩辛い大豆ペーストといったところでした」(京都・八ツ橋先生)

 

 

「味は塩!みそ感はゼロです」(札幌・とうきび先生)

 

 

「しょっぱいのですが、うまみを感じました。なめるだけにしようと思ったのですが、ちょっと食べてしまいました。空腹時だったので、よけいにおいしく感じたのかも?」(東京・スタッフぱせり)

 

「すでにみそっぽい味ですが、塩気が立っていました」(東京・スタッフふたば)

 

 

「こうじの味が濃く、まだみその味ではありません。塩味もきつく感じます。こうじくんたちが『まだまだだよー』と言っています。ラップについたみそだまりもなめてみると、すごく上品なだしじょうゆみたい。甘さもあって、とっても好みの味です。昔の人がこれはいける!!と思い、しょうゆに発展していったのが納得できる味です」(東京・あんみつ先生)

少しみそっぽさを感じている人と、ただただ塩辛さを感じている人。みそだまりが多い人ほどみそっぽい味になっているわけでもないところが、ちょっと不思議ですね。

次回は、アレンジしたり、甘口みそを作った先生たちのお手入れの様子をご紹介します。

ベターホームでは、毎年2月に手作りみその会を開催しています。教室で行うのは仕込みまでですが、天地返しなど手入れのことも丁寧に説明しますので、ひとりで仕込むのは不安という方におすすめです。みそ係の先生たちの多くも教室を担当しますので、教室でぜひお声がけくださいね!
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あなたもみそを仕込みませんか
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みそ作りの手順を動画でご紹介しています
どんなふうに作るか、流れがよくわかります。

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