かんたん美味レシピ

しらすと三つ葉の卵焼き

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
新生活が始まり、弁当作りに精を出している人も多いのでは。弁当に欠かせないのが卵焼きですが、パサつく、かたいという悩みをよく聞きます。卵焼きをふっくらやわらかく仕上げるためには、下側が固まり、表面が完全に乾かないうちに手早く焼くのがコツ。巻くときに手間どってこげるのが心配なら、半熟状になったときに火を弱めるか止めるかしましょう。あとは練習あるのみです。
卵に加える砂糖とマヨネーズには、ふっくら焼き上げ、さめてもやわらかい状態を保つ効果があります。

材料
【全量256kcal】

・卵…2個
[A]
・砂糖…大さじ1/2
・みりん…小さじ1
・マヨネーズ…小さじ1
・しょうゆ…少々

・しらす干し…15g
・三つ葉…2本
・サラダ油…少々

作り方
【1】
三つ葉は1cm長さに切る。
【2】
卵はときほぐし、A(砂糖大さじ1/2、みりん・マヨネーズ各小さじ1、しょうゆ少々)を混ぜる。しらす干しと【1】を加えて混ぜる。
【3】
卵焼き器に油を温め、余分な油をペーパータオルでふきとる。中火にして【2】を1/3量ほど入れ、平らに広げる。だいたい固まったら、手前に巻く。
【4】
卵焼き器のあいたところに、ペーパータオルで薄く油を塗る。焼いた卵を向こう側にすべらせ、手前のあいたところにも油を薄く塗る。卵液を残りの半量ほど入れ、焼いた卵を持ち上げて卵の下にも卵液を流す。だいたい固まったら手前に巻く。
【5】
【4】をもう一度くり返す。とり出し、あら熱がとれたら切り分ける。

◎メモ  しらす干し
一般的に、水分量が約8割のものを釜揚げしらす、干して約7割にしたものをしらす干し、5割以下のものをちりめんじゃこと呼びます。

献立の例 焼き鮭、小松菜の煮びたし、ごはん

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2020年4月11日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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