季節の手作り

さんまのオイル煮

オイルサーディンといえば、おつまみや、おかずの一品として使える便利な保存食。ふつうは、いわしで作りますが、脂ののったさんまで作ってみました。身がしっかりとしていてコクがあり、食べごたえ満点です。そのまま食べてもよし、アレンジもよし。塩焼き以外の味わい方を試してみて。

材料【できあがりの量  3尾分・約15切れ】
・さんま…3尾(450g)

【A】
・白ワイン…150ml
・塩…大さじ1

【B】
・ローリエ…1枚
・にんにく(薄切り)…1片(10g)
・黒こしょう(粒)…小さじ1/2

・オリーブ油…200~300ml
・割り箸…1膳
・保存びん、または保存容器(清潔なもの)

作り方
【1】さんまの下ごしらえをする
さんまは頭と尾を切り落とす。割り箸を割り、2本で内蔵をはさむようにして腹の中に入れ、箸を軽く回しながら内臓をとり出す。腹の中を流水でよく洗い、水気をふく。2~3㎝長さに切る。

【2】ワインに漬けてくさみをとる
トレーにA(白ワイン150ml、塩大さじ1)を合わせる。Aをさんま全体にまぶし、ラップをして冷蔵庫に約2時間おく。途中で上下を返す。

【3】低温の油でじっくり煮る
さんまの水気をよくふく。さんまがひと並べになる大きさで、深さのある鍋に入れ、B(ローリエ1枚、にんにく1片、黒こしょう小さじ1/2)を加える。オリーブ油をひたひたにそそぐ。弱火で7~8分加熱し、ぷつぷつと細かい泡が出てきたら、時々上下を返しながら、弱火のままさらに7~8分加熱する(鍋から離れないように注意)。火を止め、さめるまでおく。

【4】容器に移す
完全にさめたらアクをとり除く。瓶にさんま、ローリエ、黒こしょうを入れ(にんにくは入れない)、さんまの身がかくれるくらいまで鍋のオリーブ油を加える。

【保存】
保存容器か瓶に入れ、冷蔵で約1週間。
◎冷えると油が固まるので、室温にもどして使う。

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