秋からうま味の増すだいこんを、豚肉と一緒にこっくりと煮こむ「だいこんと豚のべっこう煮」は、土鍋で炊きあげる白いごはんにぴったりのごちそう。柿を器に使用する「柿釜」は、目にも美しい一品。
- 和食マスターコースEXPERT
和食上級技術の会・秋冬
これぞ、和食の極み!
旬の食材を伝統の技でていねいに調理。四季折々の行事や歳時に根付いた料理など、家庭でできる最上級の和食を作ります。ワンランク上の技術や知識だけでなく、食文化も深く学べます。
- 期間:
- 月1回(全6回)・11〜4月の半年
- 会費:
- 半年(6回)分 49,170円(税抜44,700円)
※実習時間は2時間30分です。
※ベターホームが初めての方は、入会金3,300円(税抜3,000円)がかかります。
実り
- だいこんと豚のべっこう煮
- いわしの酢じめ
- 柿釜
- 土鍋ごはん

祝膳
- 鴨の治部煮
- 牛肉の八幡巻き
- さつまいもときんかんの甘煮
- せりごはん
※日本酒と一緒にどうぞ

石川県加賀地方の郷土料理「鴨の治部煮」。加賀特産のすだれ麩もとり合わせ、とろりと甘辛く煮あげます。「さつまいもときんかんの甘煮」の甘酸っぱさは、箸休めに最適。
※未成年の方、妊娠中の方、お車でお越しの方には炭酸水を提供いたします。状況により酒類の提供ができない場合もございます。
結び
- 茶巾ずし
- ふくさずし
- 湯葉と根菜の煮もの
- はまぐりの潮汁

薄焼き卵で包む「茶巾ずし」と「ふくさずし」。鮮やかで美しい黄色がハレの日に華を添えます。「湯葉と根菜の煮もの」には飾り切りをとり入れ、お祝いごとにもふさわしい一品に。
麗らか
- えびの変わり揚げ
- 大豆のかき揚げ
- かぶと魚の子の炊き合わせ
- 花野菜の黄身酢
- しめ卵のすまし汁

しんびき粉の衣で変化をつけた「えびの変わり揚げ」は、サクッと軽く、上品な仕上がり。魚の子は、ひと手間かけると、花が咲いたような様子に。すまし汁の椀種には、きれいな彩りの「しめ卵」を合わせました。
桜時
- 鯛の桜蒸し
- ほたるいかの酢みそ
- ふきの青煮
- 沢煮椀

“桜鯛”の名がつく旬の鯛を桜の葉で包む「鯛の桜蒸し」。香り豊かな春らしい一品です。この季節ならではの、ほたるいかの下処理は、ぜひ覚えておきたい技術。春爛漫の食卓の完成です。
芽吹き
- 春の魚の煮つけ
- たけのこの木の芽あえ
- とりしんじょ椀

魚は1人1尾、壺抜きに挑戦。木の芽の香りをまとわせた「たけのこの木の芽あえ」と、ふわっと軽い「とりしんじょ椀」。春の味わいが口いっぱいにひろがります。
天候不順や地域により、一部他の材料に代えて実習する場合もあります。
※写真はイメージです。
受講生の声VOICE
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和食上級は難しいと思って始めましたが、先生が「難しいのではなく、手間をかけます」とおっしゃった通りで、手間はかかりますが、これが家で作れるんだ!と思った料理の数々でした。和食の基本、応用、上級とやって良かったです。
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鯛の桜蒸しは桜の葉と花を添えて香りがとっても良かった。ほたるいかの下処理を初めて教わりました。うるいにわけぎは美味しかったです。ふきの青煮も田舎煮と違って上品な仕上がりでした。沢煮椀もお肉が入ることでボリュームが出ますが、茹でるのであっさり食べ応えのある一品になりました。家で作るにはなかなか勇気がいりますが、どれか一品でも作ります。
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味がスッキリしていて食べやすかったです。メバルの下処理も習えてよかったです。家でも作ります。