2012年08月08日

煎茶(せんちゃ)のおいしいいれ方

煎茶(せんちゃ)のおいしいいれ方

コツをおさえれば、うま味のあるまろやかなお茶をいれることができます。
濃いめ、薄いめと、好みがあるので、何度かいれて好きな味を見つけましょう。甘味、渋みと、違った味をたのしんで。

●茶葉のめやす量<1人前80mlの場合>
1人分…約3g。ティースプーン山盛り1杯がめやす。大きい葉の場合は少し多めに。1人分だけいれるときは多めに、たっぷりいれるときは、やや少なめに。

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<お茶(煎茶)のいれ方>

1. きゅうすと茶わんに沸とうした湯を入れて温める。温まったら、きゅうすの湯を捨てる。

2. 茶葉を計って入れる。
・いつも同じスプーンを使って計ると、好みの濃さのめやすをつかみやすくなります。

3. 茶わんの湯をきゅうすに移す。(このとき湯温は80℃になる。湯温については下記参照)
約1分おく。
・このとき、きゅうすをゆらすと、にが味が出るのでゆらさない。

4. 濃さが均等になるように、人数分の茶わんに交互につぎ分ける。おいしい最後の1滴までそそぐ。
・こうすると2煎目までおいしく飲めます。2煎目は湯を入れてからすぐにつぎ分けます。

<日本茶と湯の関係>

湯の温度で味が変わります
・日本茶の甘味は60℃で、渋味は80℃で溶け出す性質があります。同じ茶葉でも違う味が楽しめます。ぜひ試してみてください。

湯の温度の下げ方
・湯を別の容器に移すたびに、約10℃下がります。たとえば、沸騰した湯を80℃に下げたい場合は、1. やかんから茶わんに移す(90℃になる) -> 2. 茶わんからきゅうすに移す(80℃になる)となります。

茶葉の種類によって適温があります
・玉露…60℃くらいにさまして。独特の甘さを引き出します。
・くき茶・芽茶…80~90℃くらいの高めの湯で。
・ほうじ茶…沸とうした湯で。香ばしさが引きたちます。

<茶葉の保存>

缶などに密閉して保存。風味が落ちやすいので、開封後は常温なら約10日、冷蔵なら1ヵ月ほどで飲みきります。

<1ヵ月のめやす量>
1日ひとり1杯=1ヵ月で約150g

photo by Masako Kakizaki

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