ベターホームは、おかげさまで2018年に、60周年を迎えます。

ごあいさつ

2023年6月でベターホーム協会は創立60周年を迎えました。

1963年に創立してこのような長きにわたり、今日まで活動を続けてこられたことは、本当に多くの皆様のご支援の賜物と厚く感謝申し上げます。「健康で心豊かな暮らしを、食を通してサポートし社会に貢献する」このフィロソフィーを時代に流されず進められたことが、今日に繋がっていると思います。また、「健康は日々の食事の積み上げの結果である」と、毎日の食卓の充実と決して贅沢でない普段のごはんの大切さも説いてまいりました。

これからも、私たちベターホームはキッチンから見える日本の食糧問題に正面から取り組み、地球規模での食糧問題にまで範囲を広げ、対応したいと考えています。料理方法を教えるだけではなく、食全般の教育まで提案し、グローバルな食を取り巻く課題をサプライチェーン全体の中で、一つ一つ生活者視点で最適な解決を図ってまいります。

この60周年を機に、新たに食べることの意味と料理することの意味を再定義し、身体に良い、そしておいしい、作りやすい、時短の観点から更に安全な素材の研究をも行い、生産者と生活者をつなぐ架け橋の機能も果たしていきたいと決意をしております。
これからも皆様の健康な食生活を応援してまいります。次の70周年に向けてご支援ご協力をどうぞよろしくお願いします。

ベターホーム協会 理事長 大塚義幸

2023年春、4つの新コースが開講しました

  • 新コース1

    黒森洋司シェフが考えた はじめての料理 ~これから料理を始める方のために~

    自分で作った料理が一番おいしい。黒森シェフ考案の習ってうれしい実用的なレシピと、創立以来240万人の男女に家庭料理を伝えてきたベターホームの先生の手厚いサポートで、きっと料理が好きになる、初心者限定3回コース。

    • 期間:月1回(全3回)・5~7月の3か月
      ※同じ内容で8~10月、11~1月、2~4月の3回コースも開講します。
    • コース制会費:3回分 13,860円(税抜12,600円)
      ※ベターホームが初めての方は、入会金3,000円+税がかかります。
    • チケット制会費:3回分 4,620円(税抜4,200円)
    • 教室:ベターホームのお料理教室 全国15ヵ所
  • 新コース2

    黒森洋司シェフ監修 うれしい中華

    粉から作る点心に挑戦したり、本格的な調味料を使ったり。シェフのお店で大人気のまかない料理も登場! 習ってうれしい、家族やお友だちにふるまってうれしいラインアップです。

    • 期間:月1回(全6回)・5〜10月の半年
      ※同じ内容で11~4月の半年コースも開講します。
    • コース制会費:半年(6回)分 42,570円(税抜38,700円)
      ※ベターホームが初めての方は、入会金3,000円+税がかかります。
    • チケット制会費:1回分 7,804円(税抜7,095円)
    • 教室:ベターホームのお料理教室 全国12ヵ所
  • 新コース3

    後藤祐輔シェフ監修 うれしい洋食

    人気の高いおなじみの洋食を、一流シェフの視点でさらにグレードアップ。記念日やおもてなしにも役立つセンスのよい盛りつけも身につきます。

    • 期間:月1回(全6回)・5〜10月の半年
      ※同じ内容で11~4月の半年コースも開講します。
    • コース制会費:半年(6回)分 42,570円(税抜38,700円)
      ※ベターホームが初めての方は、入会金3,000円+税がかかります。
    • チケット制会費:1回分 7,804円(税抜7,095円)
    • 教室:ベターホームのお料理教室 全国15ヵ所
  • 新コース4

    羽村先生プロデュース 憧れのスイーツ

    だれもが一度は作ってみたいスイーツを集めました。お菓子作りが大好きなベテランさんも大満足の、くり返し作りたくなるレシピです。

    • 期間:月1回(全6回)・5〜10月の半年
      ※同じ内容で11~4月の半年コースも開講します。
    • コース制会費:半年(6回)分 39,930円(税抜36,300円)
      ※ベターホームが初めての方は、入会金3,000円+税がかかります。
    • チケット制会費:1回分7,320円(税抜6,655円)
    • 教室:ベターホームのお料理教室 全国12ヵ所

ベターホーム60周年記念ロゴができました

ベターホーム 60th Thanks for everything

60周年の感謝を込めた「Thanks!」の言葉と、「60」の数字をデザインした、還暦の赤いロゴマークです。
60の「0」は、創立時のシンボルマークをイメージしました。“でんでんむしのように歩みは遅くても、しっかり目標に向かって精進しましょう”“精進する教室の先生たち(中の小さい丸)が、その精進を個人にとどめず、社会の人々(外側の大きい丸)に貢献していきましょう(2つの○がつながっている)”という2つの思いが込められています。

ベターホーム60年のあゆみ

  • 1963

    消費者教育組織として発足

    戦後の復興期を経て、大量生産、大量消費の消費社会を謳歌していた時代、「暮らしをよりよくしよう」「よく勉強して賢い生活者になろう」と主婦たちが自宅や公民館などに集って勉強会を始めたのが、ベターホームのはじまり。

  • 1970

    “かあさんの味”出版

    ごはんの炊き方、だしのとり方など、実生活にきわめて役立つ実用料理書を製作、60万部のベストセラーになりました。

  • 1972

    パンの会”発表

    「家庭でパンを焼く」ことは、当時は画期的なこと。大きな話題を呼び、参加者は3万人をこえました。

  • 1973

    ものを大切にする運動展開

    この年第1次オイルショックが起こり、資源を大切にするため、“ものを大切にする暮らしの読本”を発行、家庭の不用品リサイクルチャリティセールなどを開催しました。

  • 1986

    “お料理基本技術の会”発表

    米のとぎ方、青菜のゆで方などの料理以前の基本と、「なぜそうするのか」という科学的な理由を盛り込み、毎年1万人を超える方が参加する人気コースに。

  • 1991

    “60歳からの男の基本料理の会”を発表

    定年後の男性が自立した生活を送れるよう支援する講習会を開催。現在は年代の制限をなくして“男性クラス”を開催。2017年までに、さまざまな世代のべ12万人を超える男性が受講くださっています。

  • 2011

    “お料理はじめての会” “ベターホームの和食基本技術の会”発表

    料理経験の少ない受講生の方が目立つように。まず料理に慣れていただくことが必要だと、料理をかんたんな2〜3品にしぼり、料理の基本に加え、ごみの捨て方など、食に関する生活技術までを伝える「お料理はじめての会(現在のお料理入門コース)」を開講。「和食基本技術の会」も再編。毎年1万人以上に参加いただいています。

  • 2019

    超高齢化社会への取り組み「元気ごはん運動」を開始

    日本社会の大きな課題となっている「超高齢化」。かねてより料理教室の開催や本の出版をとおして、高齢化社会に対する食の取り組みを行っていましたが、この年にその活動を「元気ごはん運動」と名づけ、現在も継続的に取り組んでいます。

  • 2020

    オンライン料理教室、サテライト教室開設スタート

    Zoomを使って自宅のキッチンで受講できる「オンライン教室」を開始しました。 烏丸御池スタジオを皮切りに、全国各地に少人数制サテライト教室を次々にオープン。2023年6月現在、11のサテライト教室があります。

  • 2022

    スマートフォン用アプリ2種を公開

    料理教室やネットショップのマイページへのログイン、レシピの紹介、アプリ限定のクーポンも配信する公式アプリ「ベターホームのお料理教室」を8月に、糖尿病予防のためのバランスよい食事作りをサポートするスマートフォンアプリ「ベターホームの糖尿病予防献立」を10月に公開しました。

  • 2023

    創立60周年

    Well being associationを目指して…

2023年60周年記念事業