月刊ペターホーム

料理教室の先生が作ったレシピ本。
身近な材料を使って、誰でも失敗なくおいしく作れます。
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この本の特徴

「和食」というと、刺身や天ぷらなどと個々の料理を思い浮かべがちですが、実は、日本ならではの文化や歴史と深くつながっています。キッチンとリビングで楽しめるこの本で和食の魅力を探りましょう。

◎日本の四季の味を家で楽しむ
四季の和食、すし、おせちのレシピを掲載。レシピはどれもベターホームの先生が考案。上質ながらも料理教室ならではの実用的な内容です。

◎和食の歴史と伝統を知る
料理にこめられた意味やいわれがわかります。また、イラストや日本の食年表で、和食が辿ってきた道のりがわかります。

◎知識監修は熊倉功夫先生

知識監修は、国立民族学博物館名誉教授でミホミュージアム館長、熊倉功夫先生。先生は日本文化史・茶道史を専門とする歴史学者・文学博士であり、和食文化をつなぐために多方面で活躍されています。和食のユネスコ無形文化遺産への登録(2013年)に尽力されました。

 

家で味わう 四季の和食

春から夏、夏から秋…、日本人は季節の移ろいを目で見て舌で味わいながら敏感に感じとってきました。多様な食材を和の調味料と調味法とで、いろいろな料理にして楽しめるのも和食の醍醐味です。
四季折々の自然の食材を活かした、シンプルな料理を堪能しましょう。

鯛の桜蒸し/和食ならではの香り。日本では、古来から満開の桜の下で食事をとり、安泰と豊穣を祈りました。
かますの幽庵(ゆうあん)焼き/魚や肉をしょうゆやみりんにつけて焼く料理が幽庵焼き。旬の魚でアレンジも。
鴨のつけ焼き/ロゼ色にやわらかく焼いて。鴨は縄文時代からよく食べられてきました。

和食の創作「すし」、日本の正月に欠かせない「おせち」

すしの原型は東南アジア由来の魚の保存食。それが平安時代、室町、江戸と時代とともに多様に変化してきました。和食の創作料理ともいえるすしを家で味わってみませんか。
また、日本人にとって正月は特別なものです。おせちは特別な日の神様への供えものである「御節句(おせちく)」に由来します。一品ずつ願いをこめて作ります。

手まりずし/ラップを使って作る手軽さで、集まりごとに重宝する近代ずしです。
招福の炊き合わせ/縁起のよい野菜とめでたい飾り切りで祝う煮もの。盛り付けにもこだわって。
えびの鬼がら焼き/えびは長寿の象徴。かんたんに作れ、ごちそう感があります。

和食文化のウンチクで、知識が深まる

日本の食文化の魅力と伝統をもう一度、 見つめ直してみましょう。各料理には由来などが記されており、読むだけでも楽しい。日本の食年表も掲載しているので、和食への理解がぐっと深まります。

日本には、特別な日である「ハレ」とふだんの日常の「ケ」の区別があります。基本はごはん、みそ汁、漬物。
土鍋で炊きあげる炊きたてのごはんの味は格別です。銘々の茶碗に盛っていただきます。
和食は中国などの外の文化もとりこんでいます。食年表で和食の辿ってきた道のりを確認してみましょう。

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