かんたん美味レシピ

みそバターもち

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
松の内も明けましたが、かんたん美味は今回が新年1回目。本年も、かんたんで美味な料理を毎週お届けします。どうぞお楽しみに。
さて、この時期、残ってしまいがちなのが、切りもちです。食べ飽きた人も多いかもしれませんが、味に変化をつけて、まだまだ楽しんでみては。今回紹介する味は、みそバター。さけのちゃんちゃん焼きをはじめ、今やごはんが進むおかずの定番の味で、もちに合わないはずがありません。みそとバターのコクに加え、ほんのりと甘味も感じられます。
もちの厚みを半分にするのがポイント。食べやすいだけでなく、短時間で焼けます。かたくて切りづらければ、そのままでも。その場合、[2][3]は、弱めの中火で表裏約1分ずつ長く焼いてください。
さめるとかたくなってしまいますので、できたてをぜひどうぞ。

材料
【2人分/1人分196kcal
・切りもち…2個(100g)
・A[みそ小さじ2、みりん大さじ2]
・バター…10g
・七味とうがらし…少々

作り方
【1】
もちはまな板の上に安定させて置き、包丁と反対の手でしっかり押さえて厚みを半分に切る。Aは合わせる。
【2】
フライパンにバターを入れ、中火にかける。半分ほど溶けたらもちを並べ入れて約2分焼く。
【3】
上下を返し、さらに約1分焼く。
【4】
もちがやわらかくなったらAを加え、もちを返しながらからめる。
【5】
器に盛り、フライパンに残ったたれをかける。好みで七味とうがらしをふる。

◎メモ  安全においしく
もちを食べるときは、のどに詰まらせないよう気をつけたいものです。お茶などで口の中を湿らせて水分をとりながら食べる、小さく切ってゆっくりとよくかんで食べるなど、工夫しましょう。高齢者には、だれかがそばで見守るなどの配慮を。

献立の例 だいこんと水菜のみそ汁

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2021年1月9日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2003年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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