かんたん美味レシピ

さば缶サンド

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
4月1日はエイプリルフール。フランスでは“ poisson d’avril”(ポワソン・ダブリル=4月の魚)と呼ばれ、魚の形をしたパイやケーキを食べるそう。この魚は、4月にたくさんとれるさばを指すといわれています。それにちなみ、今日はさば缶を使った料理を紹介しましょう。
栄養豊富で、骨までやわらかく食べられるさば缶。長期間保存できるので、非常食として備蓄しておくのもおすすめです。さば特有のにおいや脂っぽさが苦手、という人もぜひ今回のレシピはお試しを。粒マスタードがくさみをやわらげて食べやすく、たまねぎの味と食感がさわやかな、春にぴったりのサンドイッチです。

材料
【2人分/1人分463kcal】

・さば水煮缶詰…1/2缶(約100g)
・たまねぎ…20g
・粒マスタード…小さじ2
・にんじん…1/4本(50g)
・塩…少々
[A]
・レモン汁…小さじ2
・オリーブ油…小さじ1/2
・砂糖…小さじ1/2
・塩・こしょう…各少々

・グリーンリーフ…2枚
・コッペパン…2個
・オリーブ油…大さじ1

作り方
【1】
にんじんは細切りにする。塩少々をふって約5分おき、水気をしぼる。ボールにA(レモン汁小さじ2、オリーブ油小さじ1/2、砂糖小さじ1/2、塩・こしょう各少々)を合わせ、にんじんを加えて混ぜ、約10分おく。
【2】
さばは汁気をきり、粗くほぐす。たまねぎはみじん切りにする。さばとたまねぎを合わせ、粒マスタードを混ぜる。
【3】
パンは横に切り目を入れ、内側にオリーブ油を塗る。グリーンリーフ、【2】、【1】をはさむ。

◎メモ コッペパン
学校給食でおなじみ、紡錘形のパン。昔ながらの趣がありますが、最近では専門店ができ、再ブームになっています。フランスパンなどで作ると、また違った仕上がりに。

献立の例 ジンジャーエール

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2020年3月28日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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