晩ごはんレシピ

ガパオライス

バジルの香りが食欲をそそるタイ料理。フライパンひとつで手軽に作れます。

材料 材料についての豆知識はこちら
【2人分/1人分544kcal、塩分2.5g】
とりひき肉…150 g
たまねぎ…80 g
ピーマン(緑・赤など好みで)…2個(80 g)
バジルの葉…10枚
にんにく…小1片(5g)
赤とうがらし…1/2本

[A]
・ナンプラー…大さじ1
・オイスターソース・酒…各大さじ1/2
・砂糖…小さじ1/2

卵…2個
サラダ油…小さじ2
温かいごはん…300 g

作り方
【1】

たまねぎ80gは1㎝角に切る。たまねぎは内側と外側で大きさが違うので、2~3片ずつに分けて切ると、大きさがそろう

【2】

ピーマン2個(80g)は縦半分に切り、へたと種をとる。1㎝角に切る。ピーマンもたまねぎも大きさをそろえると、火の通りが均一になり、また、見た目もよい

【3】

にんにく小1片(5g)はみじん切りにする。あればにんにくしぼりを使うと、まな板や手ににおいがつかず、きれいなみじん切りにできる。赤とうがらし1/2本は種をとり、キッチンばさみで小口切りにする。

【4】

A(ナンプラー大さじ1、オイスターソース・酒各大さじ1/2、砂糖小さじ1/2)は混ぜ合わせる。味がまんべんなくつくように、また、調理中にあわてないように、調味料類は前もって合わせておく

【5】

フライパンに油小さじ1を中火で温め、目玉焼きを2つ作る。卵は器などに割ってからフライパンに静かに流し入れると、きれいな形に焼ける。また、殻が入ってしまったときも、器の中で安全にとり除ける。黄身が白くくもらないように、ふたはしない。少し火を弱め、2~3分かけてじっくりと焼く。白身が固まったら、とり出す。

【6】

続けて、同じフライパンに油小さじ1とにんにく、赤とうがらしを入れ、弱火で炒める。

【7】

香りが出てきたら、ひき肉150gを加え、中火で炒める。肉の色が変わるまで、ほぐしながら炒める。パラパラになるまでしっかり炒めると、肉のくさみが残らず、おいしく仕上がる

【8】

たまねぎとピーマンを加え、さっと炒める。

【9】

全体に油がまわったら、A(ナンプラー大さじ1、オイスターソース・酒各大さじ1/2、砂糖小さじ1/2)を加え、1~2分炒めて火を止める。余熱でも火が入るので、少し早いかなというくらいで火を止めると、野菜の食感がほどよく残っておいしい

【10】

バジル10枚をさっと洗い、葉をちぎって加える。バジルは水につけると黒ずむので、使う直前にさっと洗って使う。バジルの色と香りをいかすため、火を止めてから加え、ひと混ぜする

【11】

器にごはんを盛り、【10】と目玉焼きをのせる。目玉焼きをくずし、黄身をからめて食べるとおいしい。

【完成!】

家でかんたんに作れ、ごはんとおかずが、ひと皿で食べられます。

ガパオライスの材料<豆知識>
◎バジル…ピザやパスタでよく使われるハーブ。冷蔵庫の冷気と乾燥に弱いので、残りは茎の部分を水にさして室内で保存し、数日で使いきりましょう。
◎ナンプラー…魚を塩漬けにして発酵させた、タイ料理の代表的な調味料。独特な風味が特徴的で、エスニック風の味つけに欠かせません。炒めものやあえものに。開封後は冷蔵庫で保存します。
◎オイスターソース…かきを原料とし、「かき油」とも呼ばれる、中国料理でおなじみの調味料。濃厚なうま味があるので、炒めものや煮ものに加えるとコクが出ておいしくなります。開封後は冷蔵庫で保存します。

◎ガパオライスの3つのポイント
(1)調味料は合わせておく
(2)ひき肉はパラパラになるまで炒める
(3)野菜は炒めすぎず、 食感を残す

※当ページのコンテンツは、「月刊ベターホーム」本誌2017年7月号掲載の内容を、Web記事として再掲したものです。

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