かんたん美味レシピ

鯛茶漬け

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。

鯛のお刺身を使った、ちょっとぜいたくなお茶漬け。新生活で気を張ることの多いこの季節、ちょっと疲れたなというときにしみじみおいしく感じる、やさしい味わいです。
たっぷりのけずりかつおでとる濃いだしが、鯛のおいしさを引き立てます。また、お茶漬けの名のとおり、緑茶とも好相性。さわやかな香りでさっぱり食べられます。

材料
【2人分/1人分328kcal】
・鯛(刺身用・さく)…100g
[A]
・すりゴマ(白)…大さじ1
・しょうゆ…大さじ1
・みりん…大さじ1

・三つ葉…2~3本
・しょうが…小1かけ(5g)
・焼きのり…1/4枚
・練りわさび…少々
・だし…350ml(湯400mlとけずりかつお7gでとる)
・温かいごはん…250g

作り方
【1】
かつおだしをとる。まず、鍋に分量の湯を沸かす。次にけずりかつおを入れ、再沸騰したら火を止める。1~2分おき、こし器などでこす(しぼらない)。
【2】
Aのみりんを耐熱容器に入れ、ラップをせずに電子レンジで10秒(500W)加熱する(煮きりみりん)。あら熱がとれたらAを合わせる。鯛は薄いそぎ切りにし、Aにつけて1~2分おく。
【3】
三つ葉は1cm長さに切る。しょうがは細いせん切りに、焼きのりは2~3cm長さの細切りにする。
【4】
ごはんを器に盛り、【2】の鯛をつけ汁ごとのせる。温かいだしを静かに加え、三つ葉とのりを散らす。しょうがをのせ、練りわさびを添える。

◎メモ 煮きる
みりんや酒を加熱して、アルコール分をとばすことをいいます。あえものや酢のものなど、加えたあとに加熱しない料理には、アルコールのにおいで味をそこなわないよう、煮きって使いましょう。電子レンジなら、鍋で火を入れるより手軽です。

献立の例 ふきの煮もの、漬けもの

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2019年4月13日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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