かんたん美味レシピ

甘栗のおこわ菓子

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
もち米と栗がむっちりと合わさったお菓子。口に入れると、黒砂糖の甘みが広がります。ポイントは、もち米を炊く前に水に1時間以上つけること。ここで水をしっかり含むので、炊くときの水は少なくて大丈夫です。
レンジの出し入れや、形作るときは、とても熱いのでやけどに気をつけてください。形作るときは、ひと回り小さい保存容器や底が平らなものを当てて押します。おいしさを閉じこめるつもりで、ぎゅっと押してください。

材料
【約12×14cm角の角型容器〔保存容器など〕1個分/2切れ分204kcal】

・もち米…1合(150g)

[A]
・水…100ml
・酒…大さじ2

[B]
・粉末黒砂糖…大さじ3(36g)
・シナモン…小さじ1/4
・しょうゆ…小さじ1
・ごま油…小さじ1

[C]
・むき甘栗…100g
・レーズン…30g
・素焼きアーモンド…20粒(30g)

作り方

【1】
もち米は洗ってたっぷりの水につける。1時間以上おいてざるにあげ、水気をきる。
【2】
B(粉末黒砂糖大さじ3、シナモン小さじ1/4、しょうゆ・ごま油各小さじ1)は合わせる。アーモンドは粗くきざむ。型になる四角い器の内側にラップを敷く。
【3】
耐熱容器にもち米、A(水100ml、酒大さじ2)を入れて混ぜ、ラップをふんわりとかけて電子レンジで約5分(500w)加熱する。上下を返すように混ぜてさらに2分加熱する。Bを加えて混ぜて2分加熱し、C(むき甘栗100g、レーズン30g、素焼きアーモンド20粒)を加えてさらに3分加熱する。
【4】
型の器に【3】を詰め、しっかりと上から押さえる。さめたらラップごと持ち上げてとり出し、12等分する。

◎メモ もち米
でんぷんの性質がうるち米とは異なり、もち米には電子レンジで蒸し炊きしやすい特徴があります。冷蔵保存が可能ですが、やはり早く食べきるのがいちばんなので、ぜひこのレシピを。このおこわ菓子は、常温で2日ほど日もちします。

献立の例 ウーロン茶


※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2018年10月13日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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