かんたん美味レシピ

新ゴボウと豚肉の甘酢がけ

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」で、連載中のおすすめレシピです。
五月のまっすぐな日射しに、そろそろさっぱりしたものが食べたいな、と思う日が増えてきました。旬の新ゴボウを香ばしく素揚げし、豚しゃぶにのせてショウガのきいた甘酢だれをかける。定食屋さんの店先で見つけたら、迷わずのれんをくぐってしまいそうです。
ゴボウを揚げるのが少し面倒、と感じるかもしれませんが、これに塩をふるだけでもおいしいおつまみに。滋味あふれるゴボウ、疲労回復に欠かせないビタミンB豊富な豚肉と酢で、夏の準備はばっちりです。

材料
【2人分/1人分393kcal】

・新ゴボウ … 1本(120g)
・かたくり粉 … 大さじ1/2
・豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)… 200g

[甘酢だれ]
・ショウガ(みじん切り)… 小1かけ(5g)
・砂糖 … 大さじ1/2
・しょうゆ … 大さじ1・1/2
・酢 … 大さじ1・1/2

・揚げ油 … 適量
・万能ネギ … 2~3本(10g)

作り方
【1】
ゴボウ1本(120g)は皮をこすって洗う。水気をきり、長さ3~4cmに切る。太さに合わせて2~4つ割りにする(水にさらさなくてOK)。
【2】
【1】をポリ袋に入れる。かたくり粉大さじ1/2を加えてポリ袋を振ってまぶす。
【3】
ネギ 2~3本(10g)は長さ3cmの斜め切りにする。
【4】
肉 200gは長さ5~6cmに切る。白っぽくなるまでさっとゆで、とり出して水気をきる。
【5】
甘酢だれ(ショウガ(みじん切り)小1かけ、砂糖 大さじ1/2、しょうゆ大さじ1・1/2、酢 大さじ1・1/2)の材料は合わせる。
【6】
深めのフライパンに油を深さ1~2cm入れ、低めの中温(160℃)に熱する。【2】のゴボウを2~3分揚げる。
【7】
器に肉を盛り、ゴボウとネギをのせる。甘酢だれをかける。

◎メモ 新ゴボウ
初夏に収穫される、若採りしたゴボウのこと。まだ完全には成長しきっていないので、やわらかく、ふつうのゴボウよりもおだやかな香りです。皮はたわしで軽くこする程度でよく、水にさらす必要はありません。香りと歯ざわりを楽しみましょう。

献立の例 サヤインゲンのしらあえ、ワカメのみそ汁、ごはん

※当ページのコンテンツは、日本経済新聞 の土曜版「NIKKEIプラス1」で連載している「かんたん美味」2018年5月12日の掲載の内容をWeb記事として加筆・修正したものです。「少ない材料で、手間をかけずにおいしく!」をモットーに、2001年より、毎週1品、かんたんでおいしい料理を紹介しています。

日本経済新聞土曜版「NIKKEI プラス1」
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