ほかほかごはんの最高の友、漬けもの。
親から子へと伝えられてきた日本の家庭の味ですが、
最近では、手作りする人が少なくなってしまいました。
「漬けもの読本」は、今の私たちの生活にぴったりな、
新しい漬けもののレシピ集です。旬の野菜をおいしく無駄なく食べきる、昔ながらの知恵を大切にしながら、かんたんで、塩分を控え、
少量でもおいしく漬けられる方法を考えました。
手軽にできて、手仕事の楽しさも味わえるから、ワクワク楽しい気分。
さあ、我が家の漬けもの作りをはじめましょう。
少しだけ残った野菜を切って、袋に入れて、もみます。
作ってから30〜45分でおいしくできあがり。
はちみつ、オリーブ油、ちりめんじゃこなど、
うま味となる素材を加えて仕上げるので、
塩分控えめが実現しました。 立ち読み
発酵の力で野菜のおいしさを引きだす、日本の昔からの知恵、ぬか漬け。漬けもの樽でどーんと漬けるイメージですが、保存袋で作って、冷蔵庫でコンパクトにはじめられるように工夫した現代版です。材料にヨーグルトを加えて、よりおいしく。ぬかと塩水だけの従来のぬか床に比べて、においもおさえられます。
おどろくほどかんたんで、失敗もなし。
ぬか床だけでなく、もっと気軽にはじめられるパン床やごはん床も紹介します。
油・酢・砂糖という、とても身近な材料を使って、
野菜のおいしさを閉じ込めます。
そのままおつまみや、箸休めにぴったり。
漬けておくことで味が深まり、コクが出るので、
料理に使ってもおいしい。
漬けものは買うもの、と思っていませんか?
福神漬け、カクテキ、べったら漬け、千枚漬けなどの定番の漬けものを、かんたんに作れるレシピを考えました。自分で選んだ調味料と野菜で、食べきれるだけの量を作れるのがうれしい。